2006.09.22 作成
jetcast 配信の方法
jetcastは単体でもあり(jetcast sever 2)
WINAMPを使用してサーバー単体で使うこともできます
単体のサーバーは下図です。
でもここではもっと簡単にできる方法を説明します。
必要なもの
回線スピード:ADSL以上(上りのスピードが重要です)
ダウンロード:jetaudio
その他:音楽ファイル、マイクなど
ソフトのダウンロード
ここから http://www.jetaudio.com/download/ このページを開くと下図。
※2006.09.22 現在、jetAudio 6.2.6 Basic です。この解説でも jetAudio 6.2.6 Basic を元に解説しています。
Downloadボタンをクリックすると、下図。
Download Now をクリックすると、下図。
保存をクリック。保存場所は分かりやすいようにデスクトップにする。
インストール
まず、先ほど保存したJAD6 BASIC.exeをクリックすると、下図。
次へをクリックすると、下図。
ここで、使用許諾契約の全条項に同意します にチェックをいれて、次へ をクリック。
※ここで、インストール先を表示する画面がでます。
使用するPCに音楽ファイルがあり、Cドライブに余裕があれば、画面そのままで進みます。
この場合は、Cドライブ、programフォルダの中にインストールされます。
次へをクリックすると、下図。
ここでは、jetaudioが起動するための関連付けを設定するので、
上図の赤枠内をチェックを全部外して、次へ をクリックすると、下図。
ここでも関連付けを設定するので、上図の赤枠内をチェックを全部外して、
次へ をクリックすると、下図。
ここではショートカット作成をするかどうかの設定。
必要なとこにチェックを入れる。
(「デスクトップ上にjetcastショートカット作成」にチェック入れておくと便利です)
これ以降は次へをクリックして指示に従うとインストールが自動で進みます。
赤枠内のバーが@→A→B→Cのように変化して完了になります
これで完了をクリックしてPCを再起動します。
再起動後に
インストール先をCドライブのままで行った場合は、Cドライブ、programフォルダの中に
この中で JetCast.exe をクリックするとjetcastが起動します。
ショートカットアイコンが必要な場合は、JetCast.exeを右クリック、ショートカットの作成をクリック。
使いやすい場所にショートカットアイコンを移動できます。インストールでショートカットをデスクトップに作った場合は、
デスクトップのショートカットアイコンをクリックします。
jetcastの設定
JetCast.exe やそのショートカットをクリックして、起動すると、ルーターなどを使っている場合に下図が表示されます。
使用PCが1台だけでルーターを使用していない場合は表示されません。
ルーター使用の場合は、後で説明します。ここではOKをクリック。
しばらく待つとjetcastが起動します。
画面左上のPreferences をクリックすると、
下図のように設定画面がでます。
上から順に設定や確認をします。まず、一般の中は下図のようになります。
次にマイクをクリックすると下図。
サウンドカードの窓の中は、自分のPCで使用しているものを表示させます。
マイクで配信する場合はチェックを入れる。
次にフォーマットをクリック。(自分が使ってる設定を例にして説明します。)
真中の、WMAをストリーミング・フォーマットとして使用 にチェックを入れ、
エンコーダ選択の窓の中を見ます。
下図では、Windows Media 9 Network Writer が表示されています。
設定をクリックすると、下図。
固定ビットレートは 48 kbps Stereo を選択。
設定ができたらOKをクリック。
次に言語設定をクリックすると下図。
次に放送をクリックすると下図。
ここでは放送名を適当に入れ、言語を日本語に設定。その他は適当に。
次にDJ情報をクリックすると下図。ここは空白でもいいし、適当に名前など入力。
次にスケジュールをクリックすると下図。
放送(配信)予定が未定の場合は下図のように、スケジュールを組まないにチェック。
次にチャットをクリック。(チャットをする場合にはポート開放がもう一つ必要になります。)
チャットはjetサイトに接続できれば利用できます。jetサイトに接続できない場合もあります。
接続できない時はチャットは利用できません。
チャットを必要としない場合は開設しないにチェックを入れます。
次にメタデータをクリックすると下図。灰色のまま。(この設定はMP3、Ogg Vorbis の時のみ有効です。)
次にプライベートをクリックすると下図。灰色のまま。(WMAではプライベート放送はできません。)
次にサーバをクリックすると下図。
A は使用ポートで半角英数で 9000 を入力。
B は最大リスナー数で回線の上りスピードで決まります。
回線スピード測定サイト http://netspeed.studio-radish.com/ ここで自分のPCの上り回線スピードをはかります。
上り回線スピードkbps÷固定ビットレート64kbps=リスナー数
例)ADSLで1mbpsだとすると、mb(メガバイト)=1000KB(キロバイト)なので、
(1000kbps「余裕を見て」*0.7)÷48kbps=14.58人 14人までは安定して放送できます。
この辺は、リスナー数を多くすると回線スピードによって音が途切れたりピッチが早くなったりします。
@は設定の必要がありません
AのExternalServerの設定をクリックすると下図。(外部サーバーを使用する時に設定する。)
OKで閉じて、
BのAdvanceの設定をクリックすると、下図。
ここではポートフォワーディング設定された・・・にチェックを入れます。
@のIPアドレスには、グローバル(ホスト)IPアドレスを入れますが、不特定多数に、自分のIPアドレスを表示するのが
嫌な人は、ドメインサービスを利用します。
ここでは半角英数で自分の好きなハンドルネーム(HN)を入れて、
.ddo.jp をつけてください。※詳細はドメインサービスの説明のところで。
ドメインサービスで登録できたものを入力するので、IPアドレスの欄は、最初は空欄でも構いません。
Aのポートは 9000 と入力。OKをクリック。
ディレクトリ・サーバをクリックすると下図。
下図の赤枠にチェックを入れると、jetサイトやshoutcastに自分の放送名が表示されます。
(jetサイトやshoutcastサイトの公式URLに公開され世界中からアクセスされるようになります)
※まれに表示されない、或いはjetサイトまたはshoutcastサイトに公開されない場合もあります。
アドバンスをクリックすると下図。やや高いにチェックを入れます。
入力をクリックすると下図。使用する音楽ファイル形式にチェックを入れます。
ここは下図のように使用するファイルの形式を選択。
出力をクリックすると下図。Sound Card Output をクリックして
設定をクリックすると下図。
DirectSoundを使用 にチェックを入れて、自分のPCで使用しているサウンドカードを選択。
バッファはスライドを操作して 2.0秒に設定。
デコーダをクリックすると下図。MPEG Audio Decoder をクリックして
設定をクリックすると下図。
最新のMP3デコーダ にチェックをいれて、
32bit floating point decoder(標準)になっていることを確認。
以上で設定は一応完了。
OKをクリックして閉じます
設定変更は、jetcastを一度閉じて再度起動して反映されるので、一度×印で閉じます。
ルータ使用の場合
1)使用するPCのローカルIPアドレスを固定
2)9000ポートと9001ポートを開放
この二つの設定をする必要があります。
ルータのマニュアルやヘルプ、ルータのメーカーのサポートページなどを見て作業をします。
ルータはメーカーによってローカルIPアドレスが決まっています。
サポートページ、FAQ(よくある質問)ページなどには、IPアドレスの固定方法と、その固定したIPアドレスを
開放したい9000ポート、9001ポートに結びつけるための設定変更が掲載されていると思います。
慣れないと分かり辛いので、自信のない方は、ルータのメーカーの電話サポートに連絡して、教えてもらう方が確実です。
自分で設定をした場合でも、後で放送ができない時にはサポートで確認してもらう方が無難です。
セキュリティソフトの設定変更
jetcastは、netを介して、外部(受信者側)から自分のPCにアクセスがあって、データを配信するシステムです。
セキュリティソフトのレベルが高いと、外部からのアクセスを遮断します。
ウイルス関連のソフトのレベルを低くして9000と9001ポートだけ許可するか、配信中だけセキュリティソフトを停止します。
PC環境によって調整は様々ですから、まず放送(配信)できることを優先させて、セキュリティソフトを停止して、
jetcastで放送できるかを確認して、放送できたらセキュリティレベルを低目から設定してみてください。
放送(配信)
再度jetcastを起動。
音楽ファイルをリストに入れる。
下図のように音楽ファイルをクリックしたまま、jetcastの灰色画面に移動して手を離すと
下図のように音楽ファイル名が表示されます。
放送の手順は、
@のアンテナマークをクリック Aの音楽ファイル名をクリック Bの再生ボタンをクリック
すると、下図のように音楽のレベルメータが動き、ON AIR マークが点滅、
音楽ファイル名の頭の時計マークが下図のように変わります。
ファイルを選択する方法は、他にもあります。下図のように、
@+ボタンをクリックするとファイル選択の画面が表示されます。
ここでファイルを選んで開くをクリックします。
- ボタンはリストから外す場合に、ファイル名をクリックしてからマイナスボタンをクリックします。
Aでプレイリストを開きます。
Bは現在のリストを保存します。
灰色部分で右クリックすると下図のボックスからもファイル操作ができます。
放送できたかの確認
同じルータを使用している複数のパソコンでは、放送の確認(モニター)ができますが
ドメインサービスは使えません。つまりIPで直接指定する必要があります。
ON AIRが点滅して音楽が放送できているようなら、自分以外の誰か知り合いに放送を受信してもらうか
他のPCで確認します。
その場合、知り合いに windows media player (WMP)を起動してもらい、
下図のような画面で、ファイルをクリック、
URLを開くをクリック、
すると下図になります。
窓の中に、半角英数で mms://自分のドメイン:9000/ と入力します。
下図の例をわかりやすく書くと、
mms://suzu-c-radio.ddo.jp:9000/になります。(他の人に確認してもらう時・配信する時)
例えば
ルーターが192.168.0.1で
配信用のPCが192.168.0.2で
確認用のPCが192.168.0.3
だったとします
その時確認用のPCでWMPで確認するには
mms://192.168.0.3:9000/ になります。
または http://192.168.0.3:9000/ で確認できます。
しばらく待つとバッファが始まって、放送内容が聞ければ成功です。
放送できない原因
原因として考えられるのは、
jetcastの設定内容、セキュリティソフトの影響、ルータのポート開放、IPアドレスの固定。
それぞれの設定内容を確認します。ddoのIPアドレスも確認。モデムがルータ機能を持っている場合があるので要注意。
また、契約している回線が、グローバル(ホスト)アドレスを知らせない形式のものだと、放送できないようです。
どうしても放送できない場合はこれなのかも知れません。